驚きの即効性を体験!令和7年11月3日大阪にて微弱電流を用いた治療体験会を開催しました

「短時間で動きの変化を感じることができ、驚きました」
「NEU BOXをリアルに体験してみて、本当に短時間で変化を感じました」
「最新の知見を教えてくださったり、基本に立ち返った方法を知り、学び直すことができました」
微弱電流を用いた治療体験会では、参加された先生方から驚きと喜びの声が飛び交っていました。
令和7年11月3日大阪にて微弱電流を用いた治療体験会を開催しました
こんにちは、一般社団法人微弱電流療法研究会理事の作尾大介です。
令和7年11月3日に大阪駅周辺で微弱電流を用いた治療体験会を開催しました。

治療体験会には大阪府内の先生だけでなく、兵庫県、京都府からもたくさんの勉強熱心な先生にご参会いただき、治療体験会は盛り上がりました。
この度は2人の理事の先生から症例報告をいただきましたので、こちらで紹介させていただきます。
急性期軽度難聴にも微弱電流療法が有効だった症例
1人目は神奈川県健湧接骨院の院長、江本直樹先生より、急性期軽度難聴に対する微弱電流アプローチの有効性についての症例報告をいただきました。

江本先生は、急性期軽度難聴1例と不可逆的な重度聴覚障害3例に微弱電流を実施し、その有効性と適応の限界を比較・考察されました。
研究の背景
突発性難聴(SSNHL)は原因不明の急性感音性難聴で、隣り合う3周波数で30dB以上の難聴が72時間以内に発症する疾患です。発症率は年間10万人あたり約60.9人で、50〜70代を中心に発症します。
既存治療としてステロイド、高圧酸素療法、代謝薬などがありますが、いずれも確立した治療法はありません(推奨C1)。
微弱電流アプローチの理論仮説
江本先生は、微弱電流アプローチの理論として以下の2つの仮説を提示されました:
血流改善仮説
頸肩部刺激によって椎骨動脈の血流が改善し、内耳循環が促進される可能性
確率共振現象
「感じない程度のノイズ電流」が感覚信号の検出感度を向上させる可能性
症例の結果
軽度・急性期の50代男性の症例では、施術前に左耳25dBHL、右耳29dBHLだった聴力が、施術後にはそれぞれ24dBHL、24dBHLと正常範囲まで改善しました。
改善幅は右耳5dB、左耳1dBと、「聞こえやすくなった」という主観的変化と一致する結果となりました。
治療中には「ジーという音が鳴っている」という発言があり、内耳神経の再興奮を示唆する所見が得られました。
適応の境界線
一方、重度・不可逆性の難聴3症例では、聴力レベルに変化はなく、全例で「痛み」や「不快感」を訴え、介入の継続が困難でした。
江本先生は、微弱電流の適応は「可逆的な急性期・軽度難聴」に限定される可能性があり、重度・不可逆性の難聴では刺激が逆効果となるリスクがあると結論づけられました。
この度の症例報告の内容は一般社団法人微弱電流療法研究会の会員用のグループで動画を共有させていただきます。
経穴の科学的根拠と微弱電流療法の臨床応用

2人目の症例報告は新潟県のさかつめ鍼灸整骨院の院長、坂爪慶先生より、経穴の科学的根拠と微弱電流療法の臨床応用についてご紹介いただきました。
経穴とは何か
古典では経穴は「気血の出入り口、病変の反応点」とされてきましたが、現代では「経穴=解剖学的に”神経が密集しやすい場所”」と坂爪先生は仮説をもって論じられました。
経穴が位置しやすい解剖学的ポイントとして:
– 筋膜の交差点・筋間中隔
– 神経・血管の貫通部
– 筋膜と骨の境界
– 深層と浅層の”神経スイッチポイント”
– 皮膚神経・固有受容器が密集する感覚入力ルート
つまり、「情報が大きく切り替わるターミナル」や「入力が集まるハブ」に古典的経穴が一致しているケースが極めて多いのです。
2つの科学的根拠
坂爪先生は、Prokhorov(2002)とLiu(2021)の研究から、経穴の科学的根拠を以下のように整理されました:
Prokhorov et al., 2002:構造的根拠
– 神経部位は筋より10倍通電しやすい(ラット実験)
– 皮下から神経位置を特定可能(ヒト実験)
– 経穴が電気的に通りやすい理由を証明
Liu et al., 2021:機能的根拠
– 足三里(ST36)への低強度刺激は迷走神経−副腎経路を介し抗炎症反応を引き起こす
– 天枢(ST25)では同様の低強度では反応せず、高強度で交感神経系ルートが働く
– 経穴ごとに異なる神経反射経路が存在することを証明

臨床応用への示唆
坂爪先生は、これらの研究から以下のような臨床応用の重要性を指摘されました:
経穴には刺激の強弱により反応が変わる部位があることが証明された → 低強度での通電の必要性
PROKR2^Cre標識神経終末は筋膜の重なり部分、骨膜近傍に存在の可能性 → 深部まで電流を流す必要性
ある反射(迷走-副腎軸)を駆動するには、それなりに深部に低強度で通電する必要性 → 通電しやすい経穴に低強度で刺激を入力できる微弱電流は有用
参加された先生方からは「なるほど、こういう科学的根拠があったのか!」と、驚きの声が上がりました。
この度の通電方法は会員用のグループにて動画を公開しています。
短時間で体が整う!微弱電流医療機器NEU BOXを活用した整体法を公開
最後は、当協会の理事、フジイ整骨院院長の藤井敦志先生から、あるポイントに数箇所だけ通電するだけで体が整う、当協会オリジナルの微弱電流を用いた整体法を共有させていただきました。

ご参加いただいた先生から
「少ない時間で体の変化を感じることができ、驚きました!」
「ある場所を刺激するだけで、体が弛緩する感覚がある」
と、驚きの声が会場中に飛び交いました。
またデモンストレーションでは、腰痛でほとんど体を動かすことができなかった先生が、通電後にその場で体が変化する様を目の当たりにしました。
通電を体験した先生からは「こんなに短時間で効果がある電気治療を初めて体験しました!」と、喜びの声をいただけたのでした。

今まで体を整えるために、手技に何十分かけていた時間も、微弱電流医療機器を活用した整体法を身につければ、短時間で施術前と施術後のビフォーアフターを患者さんにお見せすることが可能です。
この度、ご参加された先生も、通電ポイントと通電時間をお伝えすれば全員がその場で同じ結果を出しておられました。
当協会のコンテンツが真面目な治療家の先生のお役に立てたのでしたら、嬉しい限りです。
※この度の通電方法は会員用のグループにて動画を配信しております。
そして、微弱電流医療機器を活用した整体法はどなたにでも再現性があります。
大阪で開催した、微弱電流を用いた治療体験会に参加された先生たちの声

微弱電流を用いた治療体験会に参加された、柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の先生の生の声をご紹介させていただきます。
兵庫県 つぼき鍼灸整骨院 柔道整復師・鍼灸師 坪木先生

最新の知見を教えてくださったり、基本に立ち返った方法を知り、学び直すことができました。
すでにNEU BOXを活用されている先生とディスカッションし、治療前に行うのか、治療後に行うのがいいのかとの話になり。治療前に行って効果をあげていることは新たな発見でした。
明日から活用していきたいと思います。
貴重な学びの機会を与えて頂き、ありがとうございました。
兵庫県 そらいろ整骨院 柔道整復師 井上先生

動画で当たる場所はなんとなく分かっていたのですが、実際オフラインで学ぶと棘突起間や棘突起の横とか細かい違いが分かってなかったので、今日来させてもらって勉強になりました。
ありがとうございました。
和歌山県 柔道整復師・鍼灸師 M・M先生(前地雅伸)

微弱電流を使った新しい整体法!
正しく行えば誰でも結果が出せるので、技術に自信がない人は是非お勧めです。
理事の先生方が丁寧に教えて頂き、消化不良もなく明日から結果が出せるとワクワクしています!
本日はありがとうございました。
京都府 柔道整復師・鍼灸師 H・T先生

・ニューボックス整体のやり方を丁寧に教えて頂いてわかりやすかったです。
・ご指導して下さった先生方の実際の臨床の話も聞けてよかったです。
・ニューボックス整体を受けてみて、やはり効果があると再確認できてよかったです。
しゅはら鍼灸整骨院 柔道整復師・鍼灸師 主原先生

NEU BOXをリアルに体験してみて、本当に短時間で変化を感じました。
本日は全身のバランスを整えるセミナーでしたが、先に全身のバランスを整えてから局所治療もできるので施術の広がりが出ると思いました。
電源コードもないし、本体も小型なので持ち運びも使い勝手がいいですね。
また、施術者の力量も左右されないので、新人スタッフでも明日から現場で使えるのは大きな戦力です。
本日は体験させて頂き、ありがとうございました。
他にも沢山の声を頂戴しておりますが、ここでは割愛させていただきます。
全国の治療家の先生に向けて微弱電流医療機器の情報を発信しています

最後に、一般社団法人微弱電流療法研究会について紹介させてください。
一般社団法人微弱電流療法研究会は、微弱電流医療機器を用いた様々な臨床事例や症例についての情報発信を行っています。
「これから治療院に医療機器を導入したい」
「整骨院や鍼灸院を開業した時に医療機器を導入したい」
そんな時は、微弱電流医療機器がお役に立てると考えています。
もし、微弱電流医療機器NEU BOXや、微弱電流療法に興味のある先生はこちらからご連絡をお願いいたします。
お問い合わせはこちら
次回の微弱電流を用いた治療体験会について

(開催日時)
2025年3月29日(土)
[体験会]13:45-17:45(※13:30開場)
[懇親会]18:00-20:00頃
※体験会終了後、会場近辺で懇親会も開催します
(受講料)一人 10,000円(税込)
開催場所:九州(詳細は後日お知らせします)
※お申し込みはセミナー開催日時の1ヶ月前より承っております。
(監修 一般社団法人微弱電流療法研究会理事 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
