変形性膝関節症にも微弱電流治療器が有効だった症例

みなさんこんにちは。
一般社団法人 微弱電流療法研究会 理事の森と申します。
今回は、膝の痛みに関する症例をご報告いたします。

関節の変形による膝の痛みにも、微弱電流治療器 NEUBOX は有効
私の治療院では、コロナ禍以降、とくにご高齢の方から膝の痛みに関するご相談が増えました。
患者さんのお話を伺うと
「コロナ禍が明けて、ようやく動き出そうとした時に膝が痛くて動けなくなってしまった」
「膝が悪くなるのなんて、もっと先のことだと思っていた」
「友達に旅行に誘われたけど断ってしまった」
といったお声が多く聞かれました。
また、
「コロナ禍で外出を控えていた」
「歩く機会が極端に減ってしまった」
という方も非常に多くいらっしゃいました。
膝関節は、適度に動かすことでその強度や柔軟性が保たれます。
そのため、活動不足が続くと筋肉や関節が硬くなり、痛みが出やすくなってしまうのかもしれません。
70代男性の症例:膝が腫れ、長時間の歩行が困難に
先日ご来院された70代の男性は、
「膝が腫れて、仕事で長時間歩くのがつらい」とお悩みでした。
病院では「変形性膝関節症」と診断され、
「手術をするほどではないから」と言われながら、腫れが出るたびに水を抜く処置を繰り返していたとのことです。
しかし、痛みは一向に改善せず、
「このまま治らないのではないか」と不安になり、当院を探されたそうです。
- 初診時の膝の状態
来院時には、膝周径に明らかな左右差があり、
曲げ伸ばしの動作もかなり痛みを伴っており、動きも制限されていました。
微弱電流治療器 NEUBOX をたった4分当てるだけで腫れが改善
早速、微弱電流治療器 NEUBOX による通電治療を行いました。
通電時間はわずか4分ほど。
その後、膝周径を再確認したところ、通電前と比べて明らかに腫れが引いており、
同時に膝の可動域(曲げ伸ばし)も改善されていました。

- 1週間後の再診でも改善を確認
1週間後、再度ご来院いただいた際には、腫れ・痛みともに軽減していました。
痛みはまだ残っていたため、初診と同様の方法で再び治療を行いました。
- 初診から2週間後、「歩くときの痛みがなくなった」
さらに1週間後、3回目の治療に来院された際には、
「歩くときの痛みはなくなった」とのご報告をいただきました。
数か月間悩まされていた膝の症状が、わずか3回の治療で大きく改善されたのです。
今回の回復は、NEUBOXを中心とした治療によるものであり、その効果は明らかでした。
- 治療の考察
今回のケースでは、変形性膝関節症によって膝の腫れと痛みが続いており、
水を抜いてもまた溜まる、という状態を繰り返していました。
つまり、膝が常に炎症を起こしている状態だったと考えられます。
NEUBOXを活用することで、この「腫れ」を早期に改善することができ、
炎症を鎮めることで回復までの期間が大幅に短縮されたと考えられます。
補助としても、メインとしても活用できる微弱電流治療器 NEUBOX
NEUBOXは、単独で治療を行っても十分な効果を発揮します。
また、整体や鍼灸などと組み合わせることで、相乗効果も期待できます。
すでにさまざまな治療法を学ばれている先生方には、
ご自身の治療を強力にサポートするツールとしてご活用いただけます。
また、スタッフを雇用されている場合には、スタッフの治療技術を補助するための機器としても有効です。

これからも微弱電流治療器の可能性を広げてまいります
今後も、微弱電流療法研究会ではNEUBOXの活用例や、さまざまな症例を発信してまいります。
もし、微弱電流治療器 NEUBOX や、当研究会の活動にご興味のある方がいらっしゃいましたら、
以下よりお気軽にお問い合わせください。
一緒に学んでくださる先生方を、心よりお待ちしております。
※ご参加には、医療系国家資格をお持ちであることが条件となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。